Tier 5 フランス 駆逐戦車 S35 CA(エス トゥラントサンク)

v4.0で追加されたフランスの駆逐戦車。
実にフランス的美的感覚の車体造形。その車体のシルエットから便器やバスタブ、じょうろなどとも呼ばれている。後ろに見えている蜂の巣のようなものは弾薬庫で、判定もそれなりに大きい。
あまりにも特徴的な見た目ゆえ本家(pc版)ではバスタブだのジョウロだの便器だのと呼ばれる事もある本車両は、FV4005と共に本家公式すらTwitterにてネタにしていた。あくまでも大きな意味はないらしい。
基本性能(v5.5.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
S35 CA | V | フランス | 駆逐戦車 | 570 | 56/35/35 | 45 | 19.59 | 400,000 ![]() |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VI | 17-pdr AT Gun MK.II | 8.11 | AP APCR HE | 128 165 38 | 160 135 190 | 1298 1095 1541 | 0.36 | 1.9 | 86 | 170 ![]() 2400 ![]() ![]() 98 ![]() | 1,640 | +22° -9° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VII | 90 mm AC canon DCA 30 | 6.25 | AP APCR HE | 135 175 45 | 225 190 270 | 1375 1188 1688 | 0.36 | 2.1 | 65 | 255 ![]() 4000 ![]() ![]() 255 ![]() | 2,050 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
S35 CA | - | - | 230 | - |
射界 | 左15° / 右29° |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | Somua S-40 | 220 | 20 | 400 |
---|---|---|---|---|
V | Somua S-40 Bis | 260 | 20 | 400 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IV | S35CA | 22.80 | 36 | 5,350 |
---|---|---|---|---|
V | S35CA bis | 22.80 | 40 | 5,350 |
乗員
- Commander(Radio Operator)
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
派生元:Somua SAu 40
派生先:ARL V39
開発ツリー
Somua SAu 40 | ━ | S35 CA 12,550 ![]() | ━ | ![]() 17-pdr AT Gun MK.II | ━ | ![]() 90 mm AC canon DCA 30 9,300 ![]() | ||
━ | ![]() Somua S-40 | ━ | ![]() Somua S-40 Bis 1,180 ![]() | |||||
━ | ![]() S35CA | ━ | ![]() S35CA bis 2,115 ![]() | ━ | ARL V39 22,500 ![]() 900,000 ![]() |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
派生元であるSomua SAu 40の不満点が解消され、駆逐戦車としてバランスの良い性能を持つ。
装甲
基本的に脆い。
前面が56mmに強化されて105mm榴弾の平均貫通力を辛うじて上回る値になった。ただし装甲厚が56mmなのは戦闘室の前面だけで、車体の前面は36mmしかない。
距離によっては格下からの射撃なら弾くこともあるが、決してアテにしてはいけない。
射界が右側に広いという特性を活かし、思い切って車体を左に向けて防盾と角度をつけた前面装甲で相手の攻撃を受ける(車体右側面は障害物で隠す)という戦術もあるが、これも常に上手くいくとは限らない。
基本的に紙装甲だが、防楯付近だけは跳弾を期待出来る装甲が付いている。防楯のサイズが多少大きいので、接近戦になった場合は相手の主砲が本車両の防楯に当たるように車体を動かせば跳弾を狙えるかもしれない。これは本車両のみならず防楯の大きい車両、防楯以外の貫通可能な面積が狭い車両を使用している時に跳弾を”期待出来る”という程度であるが使えるテクニックなので身につけると良いだろう。
主砲
非常に優れた貫通力があったかつての17ポンド砲が弱体化され、選択肢としては最終砲一択となった。俯角は-9°、仰角は22°と少し狭くなったが、それでも十分な値を保っている。
- 17-pdr AT Gun Mk. II
英国謹製の17ポンド砲、と思いきや弱体化により最早別物となってしまった。通常弾で171mm、課金弾で239mmの貫通力を誇った17ポンド砲は今や通常段128mm、課金弾165mmである。精度、単発火力、DPMの性能で最終砲に劣るものとなってしまった。照準時間と重量でわずかに最終砲の性能を上回るが、最終砲を差し置いてこちらを使う意味はない。
- 90 mm AC canon DCA 30
Tier5駆逐戦車としては十分高い単発火力。
ただし、砲を動かしたときの照準の広がりが大きく、移動中の目標を狙うのが難しい。
貫通力自体はTier5としては標準的。
また本砲はこの後のARL V39の中間砲である。
機動性
エンジンはSAu 40からの引継ぎだが、車体が軽量化されたことで機動性&旋回速度が向上しており、鈍重というほどではなくなった。全体としてはまだ遅い方に分類されるが、早めの陣地転換でカバーし易くなったのは大きな改善点と言える。
また、SAu 40の深刻な欠点だった左右の射界が大幅に広がったことで中戦車や軽戦車に機動戦を挑まれても追従しやすくなっている。
総論
駆逐戦車らしい優れた打撃力と高い隠蔽で低い防御力を補う性質上、いかにして敵を攻撃しつつ反撃をいなすかが重要となる。
常に自分より前に索敵/盾/囮役の味方が存在するようにし、敵が自分を攻撃してくる気配を察知したら即座に位置を変えていく。射線上に敵を引っ張り出せない、或いは発砲で確実に見つかる距離まで詰められるような状況は致命的であり、これを避ける立ち回りはSAu 40での経験が活きるはずである。
精度の悪さと手数の少なさから相手との距離を詰めたくなるが、やはりそれをこらえて距離を保つほうが安定するだろう。よしんば1、2発の失中が生じたとしても、相手はこちらの存在を把握できない限り、長生きは出来ない運命にあるのだ。
特徴
長所
- 貫通力・単発火力のバランスに秀でた最終砲
- 驚きの右射界
- 優れた俯角に加え車体前端の高い位置に砲基部が配されており、ハルダウン適性が高い
- 高い隠蔽性
短所
- 頼りにならない装甲
- 少し低めの機動性
- 巨大な弾薬庫
- 運営がトイレだと認めている
やったね!お便秘の戦車長さん!漏らす心配がなくなるね!
初期の研究
- 機動性をカバーするため、エンジンと履帯を優先的に開発しよう。(後身への開発を進める場合、最終砲を最後に開発しよう)
歴史背景
第二次大戦後、軍備再生のため1945年AMX社より提案された戦車駆逐戦車の案。しかし、車体の設計が古い・85~90mm時代には小さい17ポンド砲(76mm)が欠点とされ設計段階で終わった。
ベースとなったのは名前通り同国製の傑作中戦車・ソミュアS35であり、車体下半分の形状や構成にその名残を見る事ができる。
確かに、いくらS35が傑作とはいえ、第二次大戦初期レベルの性能の車輛をベースに戦後の戦闘車輛を作ろうというのは流石に問題とされても仕方ない。
しかし安心して欲しい。本ゲームにおけるS35CAは同じく史実では時代錯誤かつ不遇に終わったARL 44同様に強く、使いこなせば活躍も期待できる性能を持つ。
上の図面を見たらわかるように砲が車体前端に配され、かつ若干右側にオフセットされている。この個性を活かそう。
個性的な外観の本車輛だが、ご覧の通り弾薬庫が凄まじく物騒な位置に並んでいる。
あと、砲手の流し目フレンチスマイルがイイ感じである。
実車はそもそも正面から敵戦車と殴り合いをする車輛ではなく、この装填しやすそうな弾薬庫配置で問題はないのだろうが…本ゲームにおいてはそうもいかないので(上記の通り、ちゃんと戦闘室後部に弾薬庫判定がある)、弾薬庫誘爆という最悪の事態を避けるためにも注意して立ち回りたい。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
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